萬年屋六代目蔵元便り
味噌の賞味期限って?!=忘れられた味噌=
先日、お客様に「5年前の味噌なのですが、まだ食べられますか?」と質問されました。
そうそう、冷蔵庫の中で、なかなか日の目を見ない忘れがちな調味料達っていますよね。たまにしか使わず賞味期限が切れてるけど腐ってはいない、捨てられない調味料。味噌もその一つなんですよね。買ったけど味が好きでない味噌、買った時と味が違うからどうしようと迷っている味噌・・・など。
結論:大丈夫、味噌は5年経っても腐ってはいないので、食べられますよ〜。
ただ、買った時よりも色は黒くなってるし、水分も蒸発してると思いますので、新しい味噌と5年物の味噌と合わせ味噌にして下さい。合わせる量は新しい味噌の1/3〜1/4程。味噌汁なら、1種類の味噌よりもずっと深い味わいの味噌汁が出来ますよ〜!
塩こうじレシピ =ロール蒸鶏=
形が可愛いので子供に人気で、見た目が鶏肉には思えないところが、楽しいらしいです。ちなみに、黄色の部分は粉末カレーです。これから暑くなるので、冷やして食べると、ご飯もお酒も進みますよ〜〜。
作り方は非常に簡単。
1.鶏むね肉に塩こうじをまぶし、30分〜1日置く。
2.写真の様にカレー粉をまぶし、皮を外にしてロール状にラップで巻いていく。
3.レンジで中まで火が通るように チンをする。レンジでなく、ゆでてもOKです。
聖テレジア幼稚園での味噌作り
6/4(月)に息子の通う幼稚園でお味噌を作りました。
娘が在園している時から作らせて頂き、毎年好評で4回目になります。大人も手伝いますが、子供が主体で作ります。子供は味噌作りの天才かも?!その訳は・・・
糀をほぐして
ほぐした糀の上に、大豆を入れて潰している所。始めはマッシャーやすりごぎで・・・
最後は手で潰して、仕上げに塩と水を入れて出来上がり。お砂遊びの要領で上手に出来ました!毎日やってるから、お手のもので、大人顔負けの出来栄えです。
これが10月にはとても美味しい味噌になります。作った味噌は、幼稚園での給食に使ったり、おうちに持ち帰って食べ、ご家族の方からも喜ばれています。なんといっても子供が楽しく作るのが、美味しい味噌になる秘訣ですね。こちらも元気をもらった一日でした。
塩こうじレシピ =超楽トマトソース=
色々な本に書いてあるので、トマトの水煮に塩こうじを混ぜてトマトソースを作ってみました。
これが本当に美味しい!!
水煮と塩こうじをまぜるだけで、美味しいトマトソースの出来上がり。
私は冷蔵庫にあった ひき肉ときのこをオリーブ油で軽く炒めたところに、トマトの水煮と塩こうじを投入。
ここまで5分。パスタを茹でている間にトマトソースの出来上がり!
時間が無い時はトマトと塩こうじだけでもOK!超お手軽でお勧めです。
我が家も子供がまだ小さいので、なるべく化学調味料の少ない食品を使うように心掛けています。これならレトルトソース使わなくてもOKです。
魚の粕漬
たくさん塩鮭を頂きました。一度には食べきれないし、冷凍すると美味しくない・・・。
そこで、酒粕に漬けてみました。
(酒粕は500g 315円で販売しております。御要望の方はご連絡下さい!)
酒粕はそのままだと魚に漬けにくいので、酒とみりんでのばした粕床?に漬ける事 1週間。
粕を丁寧に手で取って焼いてみると、お店で売ってるような美味しい粕漬の鮭に!!
粕床は何回か使えますので、一度で捨てないでくださいね
ポイントは塩鮭など、塩漬けしてある魚を使うこと。
生の魚だと、塩気が粕に出てしまい、魚の味自体しなくなってしまいます(←私の失敗料理でした。)
酒粕も使い方がわからないと、どうしたらよいかと冷蔵庫の奥にしまってしまいますが、これなら簡単ですよね。
余談ですが、今、何かと話題の発酵食品。日本古来の味噌やこうじ・酒粕が見直されている事が、私たち発酵食品を扱う味噌屋にとっても嬉しい話です。
塩こうじレシピ =アボガドのサラダ=
塩こうじを洋風のサラダに使いました。
お客様が来た時に出したら、美味しいと評判でした (^^)
材料:
玉ねぎ・人参・レタス・アボガド・レモン汁(あれば)・塩こうじ
作り方:
1. たまねぎ・人参をスライスして、水にさらしておく
2. アボガドは2センチ角に切る
3. 1に塩こうじとマヨネーズ・レモン汁を入れて混ぜる。
4. 最後にアボガドを入れて、再度混ぜる。
アボガドは始めから入れて混ぜると形が崩れてしまうので、
あとから入れてサクッと混ぜると良いです。
クラフトフェア
週末は、松本クラフトフェアに出展していました。
お天気もよく、たくさんの方がいらしていました。
全国から集まった工芸作家の作品をいっぺんに見られ、あれこれ選んで買えるのがこれがこのフェアの魅力ですね。
クラフトフェアはあがたの森公園という、とても広い公園で行われますので、人がたくさんいても、広々としていて、あちこち歩くと楽しいですよ。
こんなものが売ってました。
思わず全部欲しくなるようなミニチュアの家々や、木のスプーンを貼り付けたパネル
ちなみに萬年屋は一家総出で販売。4歳の長男は戦力にはなりませんでしたが(苦笑)、良い子でテントの中で遊んでいて、小2の長女は頑張ってくれました。
定番の味噌・漬物の他にきゅうりの一本漬けが大盛況で、下の写真はお客様の波ががいったん途切れた時にようやく撮れました。
味噌の賞味期限
食品を買ってくると、必ず賞味期限が書いてありますよね。
賞味期限とは、「買った時と同じ味」の期間という規定があり、
当店の味噌も、お買い上げ頂いた時から半年を賞味期間としています。
確かに、味噌も半年も経つと発酵が進み、色や香りが少し変わってきます。
でも、食べられなくなるわけではないのですよ。
食べられなくなるどころか、そのまま二年おくと二年味噌になるので、
賞味期限を過ぎたからと言って、味噌は捨てないでくださいね。
賞味期限は、味噌にはなじまない制度です(苦笑)
長期間放置しておくと、保存場所に拠っては、カビが生えたり、水分が抜けてカピカピになったと聞きますが、
その部分だけをとれば、残りは召し上がれます。
ただ、風味が落ちるので、その時は他の味噌と混ぜて、合わせ味噌にすると良いですよ。
それからもうひとつ変な話。
その場で量り売りをするときは、賞味期限を明記しなくて良いのです。
予め袋詰めしてあると、賞味期限を明記しなくてはならないのですが・・・
全く同じものなのに、ほんとにおかしな話です。 お役所仕事ですね。
つぶやき?
GWも仕込みも終わり、普通の生活がもどりはじめ、ほっとしている私。
このブログも、お店とかのお堅いブログだけでなく、
今流行の「つぶやき」も始めたいなぁと思い、そのサブタイトルを考え始めたけど・・・
・つぶやき → そのままやんけ
・徒然雑記 → ちょっと堅い?
・松本便り → 蔵元便りに女将便りじゃ能がない
等々、色々考えたけど無い知恵働かせても、だめみたい。
もう少し考えてみます・・・
味噌の中に入れておくだけで、劇的にうまいつまみになる食材
豆腐・卵黄・カマンベールチーズなどなど、ちょっと食べてみたくなります。
おつまみにいかがですか?!
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今度、勉強しておきます。