3月, 2014年
やった〜!とても良い糀が出来た!
一昨日から味噌の仕込み用の糀を作っております。とても出来栄えが良くて、嬉しくなり思わずブログにつぶやいてしましました。
今年仕込む味噌は、更に一層美味しくなりそうです。
萬年屋の面々は商人でもありますが、その前に糀や味噌を造る職人でもあります。
やはり、物がうまく出来るというのは、とてもうれしいものですね。今日一日気分良く過ごせそうです。
糀の仕込み その3
糀は室ぶたに入れ、ふたをした状態でもう一晩 発酵させます。3日目は室だしです。一つ一つふたを開け、室から出していきます。
糀が上手にできたかが、ドキドキの瞬間です。米の水分量や気温・湿度、室の温度加減等、毎回条件が違うので何度作っても、ふたを開けるまでは心配です。
今回も良い糀が出来て、ほっとしました。あとは室から出して、並べます
糀の仕込み その2
一晩明けて・・・午前中の作業は、
昨日、製麹器に入れ室に寝かした糀を室ぶたに入れていきます。
300kgの米を1升桝で量り、一枚一枚糀を入れます。室の中の作業なので、真冬でも暑くて汗だくになりますよ。
午後に、この室ぶたに入れた糀に空気を含ませるため、一枚ずつ4筋の畝を付けます。畝を付け、ふたをして室に並べた後、もう一晩経つと出来上がり。
糀の仕込み その1
さあ!! 春は仕込みの季節です。
まずは売り糀のしこみから始まりました。信州はまだまだ各家庭で味噌を仕込む風習が残っています。それに必要なのが糀。仕込糀の前にお客様用の売り糀から仕込み始めました。
初日は米を洗って水に浸しておきます。
写真は2日目。蒸した米に麹菌をまぶす作業です。大釜から米をベルトコンベアーに入れて冷まし、手で混ぜながら製麹器に平らになるように入れていきます。
この作業は米の温度が非常に大切。ベルトコンベアーにいれる米の量を調節しながら、手の感覚だけで丁度良い熱さになるように仕込んでいきます。
見習い女将もこの仕事をはじめて3年目。少しずつ様になってきているでしょうか?!
まだまだ教わりながらの仕事ですが、物を作るというのは楽しい作業ですね。
味噌の仕込み
味噌の仕込みも来週(3月最終週)から始まります。
よく、テレビや雑誌のの取材で仕込の様子を撮りたいとご連絡いただくのですが、味噌玉造りの味噌は一年に一度しか仕込が出来ません。
取材の方、今がチャンスですよ〜。
仕込をご覧になりたい方は、ご連絡下さいね。時間が合えばご案内出来るかもしれません(写真は去年の仕込みの様子)