11月, 2018年

たくあんの季節 その3

2018年11月26日

大根を天日干しにすると、水分が抜けて全体がしぼんでいきます。
上の写真で左側が干して3日たった後。

右側の大根は梁の一番上までありますが、左側になると水分が抜けて上に空間が出来ているのがわかりますよね。天日干しにすると、こんなに水分が抜けるのです。水分が抜けると黄色っぽくなるのもわかりますでしょうか。

この写真は干して1週間ほどたった頃。こんなに小さくなりました。
上がずいぶんと空間が出来ていますよね。
このくらい干しあがったら、次は糠に漬ける段階です。

今年は天気が良かったので1週間ほどでしたが、天気が悪い年は2週間くらいかかります。
機械化せずに昔通りに漬けているので、お天気任せなんですよ。

機械干しでないから、灯油も使わず、いたってエコ!
エコ商品で登録しようかな〜(笑)

たくあんの季節 その2

2018年11月26日

沢庵を干すのは井桁に組みます。写真をよくご覧ください

   

大根は天日干しにすると水分が抜けて、次第に間が出来て崩れてきます。
崩れないために、5段重ねたらロープをひもで縛り、「たが」を作りながら干します。

写真のピンク色のひもがわかりますか?それが「たが」の部分です。
たがは重ねた大根か崩れない様にきつめに縛り、
たががかかったすぐ上の1段目の大根は小さめの大根、

次第に大きくして5段目になると、大きくて太めの私の足の様な!大根。
5段重ねたらタガをはめ、小さい大根→大きい大根と軒のすぐ下まで重ねます。
それを延々と繰り返すと、大根カーテンの出来上がりです

もくもくと作業しますが、案外楽しいものです。
大根を選びながら、一本一本重ねていくと一つのタワーが出来上がり!

子供が積み木を高く高く重ねていくのが楽しいのと、同じ感じでしょうか。
達成感もありますよ〜!

たくあんの季節 その1

2018年11月26日

    

秋は漬物を漬ける季節です!まず第一弾はたくあん。

萬年屋では、堅大根(かただいこん)と言われる、20cmほどの短い大根をたくあん様に使います。

普通の宮重大根(青首大根)よりも、きめが細かくて密度が高い気がします。
この短さが沢庵になったときに、よく漬かり美味しいポイントではないでしょうか。

天日干しにするのには家庭用にざるで干していると、場所も足りないので、
写真の様に軒先にカーテンの様につるして干します。

軒にロープを渡し、大根を井桁に組みながら重ねていくと、
ほら!きれいに大根のカーテンができました。

ぴあMOOK 続き

2018年11月01日

ぴあMOOK 
「城の絶景」というだけあって、表紙は白鷺城。

松本城は黒い漆塗りで「からす城」と言われるのと対照的に
姫路城は真っ白。
一昔前の「暴れん坊将軍」のオープニングでの撮影が、
この白鷺城だったと思います。
年齢が良くわかりますね(苦笑)

この本は写真がとてもきれいです。
松本城も見慣れているはずなのに、
写真で見るとまた一段と黒光りする感じです。

   

松本城は先週から一気に紅葉が始まり、
アルプスの常念岳に少し雪がかかりました。
まだ、寒くないですよ〜!!

迷っていらっしゃる方、
一度は松本にいらしてくださいね。

ぴあMOOKに載りました!

2018年11月01日

「城の絶景 さんぽ旅」に
萬年屋が紹介されています。

ぴあMOOKからの発行で、松本城近くのお店が紹介されています。
その中に、萬年屋も載っていますので、ぜひご覧ください。

本店は松本城から徒歩5分もかかりません。
裏の工場からは、松本城の天守閣が見える近さです。
「月見の宴」や「花見の宴」などの時は、フルートや笛の音色、
古式鉄砲隊の催し物があると、パパーンという銃砲が
聞こえてくる近さです。

お近くにいらした際は、ぜひお立ち寄りください。

本店まで足を延ばす時間のない方は、
大名町店はお城からの目抜き通りにあり、徒歩2分に位置しています。
こちらは、観光客向けに、お土産品もたくさんご用意しております。

ちょっと宣伝でした。