4月, 2013年
雑誌の取材を受けました!
味噌の仕込み (5)続き
写真ではご紹介しましたが、動画のアップのやり方を教えてもらいました。
こんな感じです。
なんと雪!!
桜が散った後、松本に雪が降りました。びっくりです。4/21(土)の様子です。
先週はお花見していたのに、冬に逆戻りです。
今日は最高気温が20℃・最低気温は−2度。
一日の気温差が22℃とは、体がおかしくなりそうです。。。
味噌の仕込み(その5)味噌玉洗いと樽への仕込み
味噌玉を洗っています。今仕込んでいる味噌玉は、早い時期の味噌玉なので、カビがほとんどなくて楽だそうです。
糀と塩と水を入れて樽に仕込みます。
秋まで土蔵で熟成させれば、出来上がりです!
味噌の仕込み(その4)味噌玉の熟成
蔵に並べた味噌玉を3週間ほど熟成させます。
1度目に仕込んだのはまだ寒い時期だったので、あまりカビが生えていないうちに仕込むことが出来ました(万歳!)
味噌玉についている白い泡は”あめ”と呼ばれるもので、ねっとりとしています。熟成過程で出てくるものです。
今週は20度から25度と暑くなりましたので、カビが生えてきてしまいます。
この気候では熟成が進み、どんどん仕込みをしないと大変です。
去年、最後に仕込んだ味噌玉はこんなにかびが生えてしまいました。
こうなると洗うのが大変・・・カビが生えていない味噌玉の3〜5倍時間がかかります。
次回は味噌玉を洗っている様子です。
味噌の仕込み (その3) 味噌玉の熟成
味噌玉を造った後、少し固まるのを待って、今回ご紹介する作業になります。
味噌玉が出来上がったら、工場から隣の蔵に移動させます。3段に積み重ねた味噌玉が転げ落ちないように気を付けながら移動です。
味噌玉を切って、風通しの良いところに並べます。味噌玉を切った直後は写真のように湯気が出てきます。まだ、中はアツアツなのですよね。
仕込は重労働。汗だくの力仕事です。
萬年屋の女性陣は味噌の仕込みをあまり手伝いませんが、これは女の力では出来ない事の方が多いからです。
体育会系女子の私(見習い女将)でも、女の力ではどうにもならない作業が多く、たとえ1日できたとしても何回も続くこの作業。やはり男手でないと仕込めませんね。
”工場や土蔵は女人禁制”とか、”女が仕込むと味が変わるから”と言った方が、へえ〜と話のネタにはなるのですが・・・(笑)
味噌仕込み(その2) 味噌玉造り
大豆を一晩浸漬させると、約2倍になります。さあ、今度は1トンの大豆を蒸して、味噌玉を作ります。
圧力釜なので、釜の蓋はねじで留めています。釜をあけるときは金棒で一つ一つねじを開けます。
すごい蒸気なんですよ。左の写真は下から見た釜の様子。
釜からシャベルで大豆を掻き出し、潰して玉を造ります。これが味噌玉です。
ひと釜で180個の味噌玉を造ります。
1トンの大豆を目分量で切っていくので、180個に切れるかが腕の見せ所。
プラスマイナス5個なら良しとするそうです。
大豆の掻き出し口は一つなので、時々釜の上から掻き出しやすいように大豆を落とします。
最後は釜の中に入って掃き出します。
味噌の仕込み(その1) まずは大豆洗いの様子を・・・
今年も味噌の仕込みが始まりました。その模様をブログに都度アップしようと思ってはいたのですが、なかなか時間が取れず、前半が終わってしまいました。
まずは大豆を洗う様子から・・・
大豆を袋から出して、この木枠に入れます。 (写真下の黄土色のが大豆です。)
柱の中を滑車が流れているので、少しずつくみあげ、タンクの方に移動させます。
この機械、とても単純な機械で一言で説明すると、水車が水を汲んで回っているような仕組みになっています。
ひいおじいちゃん作と言われているこの大豆洗浄機?かなりの年代ものですが、まだまだ現役です。
私はこの機械が大好きで、こんな単純なものだけど、現役で頑張ってるなぁと、撫でてあげたくなります。
動画でお見せしたかったのですが、 工場の中が反響してガラガラとすごい音なので、写真にしました。