4月, 2016年
工場見学 味噌の仕込編 その2
2016年04月15日
前回の続きです。
味噌玉を造ってから30分から1時間程経ち表面が乾いてきたら、これをステンレス板で半分に切って並べていきます。切りたては湯気を上げるほどまだ熱いです。
棚は組み立て式。仕込の時に組み立てながら、作業を進め仕込が済んだら解体します。組み立て方を忘れないように、写真を見ながら組み立てるのですよ。ちなみに仕込が終わると、味噌玉を並べていた竹のすだれは、ひもが切れている所は補修し、洗って干してからしまいます。
棚は4段。右上の写真は三段目の棚に並べている所で、これにもう一段足して4段にしますので、天井ぎりぎりの高さになるんですよ。
次回は熟成してるところです。お楽しみに!
ブログで工場見学! 味噌の仕込み編
2016年04月12日
3月から味噌の仕込みが始まりました。工場見学するつもりで、お気軽にご覧ください〜!
540kgの大豆を1日浸漬させて、大釜(圧力釜)で蒸します。大豆は浸漬すると約2倍になるので、釜の中の大豆は1080kg。人も入れるほどの大きな釜です。
これを目分量で一つ6kg、一釜180個になるように切り分けます(180個×6kg=1080kg)。これが職人の腕の見せ所で、プラスマイナス10個までは誤差としています。今年は最高記録でマイナス3個の177個に出来ました。
この蒸して潰した大豆が、「味噌玉」です。
「味噌玉造り味噌」と言われるのは、この味噌玉を造るからです。
味噌玉を切って熟成させるところは次回のブログで!
4月の味噌料理 春野菜のゆずごしょう みそパスタ
2016年04月01日