六代目女将便り

味噌玉を砕く

2021年04月21日

味噌玉を砕きます。

きれいに現れた味噌玉を、チョッパーと呼ばれる機械で砕いていきます。

外側はスイカの皮くらい硬くなっているので、
★包丁で切るとか
★マッシャーで潰すとか言うレベルの硬さではありません😅

昔の人は、臼と杵でついたと言ってます。まるで餅つきですよね。

お客様の中では、年取って味噌玉を作れなくなったとおっしゃる方がいます。
味噌玉を洗ったり、砕いたりするのが重労働だからですよね。

これ全部、手仕事。

萬年屋の味噌玉に企業秘密はありますかと聞かれるのですが、ありません😄手間と工場の微生物だけです。

味噌玉の味噌は信州の方言で、「ずく=やる気、根気、元気」があれば作れます😝

挑戦してみますか!?

ゴシゴシ洗う

2021年04月20日

味噌玉を洗います。
本当にゴシゴシと、たわしでカビを落としていきます。

崩れないのかと心配される方も多いですが、鏡餅ほどの硬さになっておりますので、崩れてなくなる事はありません😄

味噌玉を洗います

2021年04月20日

味噌玉洗うのはこんな感じ。

乾燥してひび割れた所に生えたカビも、ヘラで掻き出します

かなりめんどくさい作業です。こういう手間のいる作業が大変で、一般家庭では作らなくなったのだろうなと思います。

カビのまま仕込んでいたと言う人もいますが、かなりかび臭く強烈な味噌になると思います。

一口だけ食べてみたいような、みたくないような…😅

味噌玉をふやかす

2021年04月19日


味噌玉は洗います。

味噌玉についたカビは体に害は無いのですが、

カビのまま仕込むとカビ臭い味噌になるので、いちど水に漬けてふやかし、カビを洗い流します。

鏡餅くらい硬くなっているので、水の中に1時間ほど入れても全く崩れないのですよ❗️

ある意味 美しい

2021年04月19日

味噌玉に生えたカビ。

ケカビと言う種類で、中国の発酵食品に多いカビです。

ここまでくると、ある意味芸術的に美しいカビですね。

 流れるあめ

2021年04月13日

味噌玉からあめが流出すように出てます。

中で微生物が活発に動いて、大豆がどんどん熟成しています!
いつ見ても、自然の力はすごいなと思います。

食物なのに、微生物の働きで目に見えて動いているのがわかるのが面白い。

静かな時に、工場に行くと「ぷちぷちぷち」と言う音がします。
まさに発酵中です!

熟成が進む❗️

2021年04月13日

味噌玉は気温が高いと、一気に熟成が進みます。

全体をみると、こんな感じ。それぞれにあめが出てますねー❗️

がんばれ微生物

2021年04月11日

並んだ味噌玉を倒すと、すのことの設置面には、カビを代表とする微生物がたくさん生きています。

このカビの中に、ホワイトチーズの菌もいる!

どこにいるのかはわからないけど、君のおかげでうちの味噌にコクがうまれる💖

ありがとう❣️

 

熟成してあめが出てきた

2021年04月10日

味噌玉に「あめ」と呼ばれる泡がでてきました。

味噌玉の芯まで熟成してきた証です。

今、正に目には見えない微生物が味噌玉の中で働いて最中❗️

頑張れ!
頑張れ!

個性のある味噌玉達

2021年04月09日

並んだ味噌玉達

スマートな味噌玉があったり、
ちょっとおデブちゃんな味噌玉があったり、
自分で立てなくて隣によりかかってる味噌玉があったり、

味噌玉に個性を感じるのは、私だけでしょうか😉

人間が手作業で作っているものなので、全く同じものはないのですよね😍