桝で計ってほぼ差がない!

[caption id="" align="alignnone" width="393"] 生唐辛子 1升[/caption]

本瓜の仕込みと同時に、三升漬の仕込みも行います。
三升漬とは、辛い醤油こうじです。

糀1升・醤油1升・生の唐辛子1升
合わせて3升なので、三升漬け。
これを混ぜて熟成させるのです。

唐辛子1升と言われても、いったい何グラムなのかわからなので、
買ってきた段ボールひと箱分の唐辛子を計ってみました。

写真で見ると920gで桝の重さが400g。
それを差し引くと520g。

それを何度も繰り返して平均を取ったのですが、
なんと、量りで計った1升の重さは、
ほとんど変わらない。

大体500gから540g。
これは、1本か2本の違いです。

唐辛子の形で桝の中に隙間が出来たり、
野菜なので一つの重さは微妙に違うはずですが、

何度計っても1本か2本分しか誤差がない。
お米とか水とか、桝にぴったりはまるものなら
誤差はなさそうですが、野菜でもほとんど出ない。

桝ってすごいなぁと思いました。

桝を使っていた時代には秤(はかり)が
家にない家庭もあったと思いますが、
家庭料理なので、桝でも十分!
おまけに仕事をするには、桝の方が早いですね。

桝の話が長くなりました。

次回は本題の三升漬の仕込みの話です。