9/13(金)日経新聞に載りました。(長野版)萬年屋も主人で6代目、子供達で7代目です。長く続いている秘訣を私なりに考えてみたのですが、 あまり大きな会社にならず、職人気質で真面目にコツコツと味噌を造り続けていることが大切なのだと思います。 味噌玉造りというのは1300年以上前の本当に古い味噌の仕込み方です。今の私たちにとっては知らない製法で、今の一般的な信州味噌の何十倍もの時間も、手間も、体力もかかります。そのような味噌だから、戦後急激に造り手がいなくなりました。お店にくるお客様に味噌の説明をしますが、初めて「味噌玉造り」を知ったという方がです。かくいう私も、嫁ぐまでは味噌玉という言葉自体も初めてでした。古いものを守るという事は、なかなか大変ですが、それが平成の終わりから令和の時代には昔からの伝統が認められてきたことが励みとなっております。今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。