昨日からまた考えました。なかなかの宿題です。 私は何をやりたいのか・・・。新しいことってなんだ? どうして江戸時代から続いているのか・・・ まずは店の事。萬年屋は味噌玉造りの味噌が看板商品です。 昔は味噌玉で造っていたのですが、 戦後の物のない時代には一年に一度しか仕込みができない味噌玉造りでは、商売が成り立たず、みそ玉にしない味噌を造って販売していたと聞きました。。 その後経済成長の時代に入り落着きを見せた頃、先代の社長(義父・写真下)が、今後は何か特徴のある萬年屋だけの味を造らないと、店が続かなくなると考え、 味噌玉造りを復活させたと言っています。 おかげさまで弊店でのお取り寄せ下さる方の7割程が味噌玉造りの味噌です。義父は先見の明があるなと思いました。 時代に合わせて、 新しいものを取り入れるだけでなく、 古いものを復活させるまたは 古いことを継続させると、 今の時代にとっては新しいことになる。 そう思いました。