
仕込も最終段階
砕いた味噌玉を糀・塩・水と混ぜてタンクに仕込みます。
この時に大切になるのが、
味噌玉が1つ1升である事ですね。
適当な大きさに切っていると、仕込の分量がめちゃくちゃになります。
味噌玉をきった時に、誤差はあるものの、1つ1升にしておくのが
大前提になります。
10割糀だと、
味噌玉1個(1升)に対し、糀1升分
一掻き15個なので、糀は15升(15枚)
これを15枚糀の味噌と言ってます。
(室ぶたでいうと15枚糀。室ぶた1枚=1升)になります。
8割糀だと、12枚糀 15×0.8=12
6割糀だと9枚糀 15×0.6=9
わかりますか?
私、算数が苦手だったので、
嫁いだときに、15枚だの9枚だの言われ
この計算式を説明されたのですが、
暗算が出来ず
何が何だかわからずじまいで、
15枚は豊麗、
9枚は秘蔵(本店のみ販売)
と、暗記してました。。。
聞きそびれて、理解できたのは
随分と日が経ってからでした。
算数レベルなのに、情けなくなりますね・・・(苦笑)