書き初めの話をしましたが、
大名町店の看板の字は、
今は亡き私の書道の先生(女流書家)が
半紙に書いたもをデザインをしました。
その先生に小1から高1まで習っており、
途中は色々と忙しくなり辞めていましたが、
社会人になりもう一度、
先生のご自宅のお稽古場に通い始めました。
社会に出ると、会社でのこと、仕事の悩み、流行の事、
今度は大人としての話ができるようになり、
一緒にお稽古していた年上の方々と、
女同士の話に花が咲いたこともありました。
先生は知的で上品なのに、決して威張らず、
部屋のセンスは抜群によく、居心地の良いお稽古場でした。
しかも性格はさっぱりしてチャーミング。
本当に女性として憧れるようになりました。
それと先生が書く字もキリッとして大胆な字で、
書家の展覧会に行った時に
「この作品が好きだな」と思ったら先生の書でした。
亡くなられた今でも私のあこがれであり、師匠ですね。