当店では糀を売っています。糀の作り方は以前にこのブログでも紹介しましたが、簡単に言うと次の通りです。 糀はどうやって作るかというと、米を蒸してそれに麹菌を付け室で寝かします。 それを一升桝で量って室ぶたと言われる製麹器に入れて、糀ができます。 糀は量り売りいたしますが、「米一升(10合)は1.5kg」という決まりがあります。 もともと、1升という「かさ」を重さに換算するのですから、多少は誤差が出ます。 実際にお米を1合量ってみますと、夏のお米は1合が146g、新米は158gでした。 お米自体の水分が違うので、浸漬時間を調節しましても、多少のぶれが出ます。 昔は、糀は一枚ずつ買っていかれたので問題はなかったのですが、現代の量り売りには難しいところがあります。 萬年屋では、伝統を引き継ぎ、手仕事で1升桝で量って糀を作っておりますので、同じ1kgでも重さが違う事も起きてきます。 もし、糀をお求めになって、ご不満やご不明な事がありましたら、ご連絡下さい。