毎年夏休みの頃、一年にこの時期しか市場にでない本うり。最近は瓜を作る農家が少なくなり、段々と市場にでる数が少なくなっているとの事です。萬年屋では今年も仕入れて、種を取った後に塩漬にしておきました。それを今回は粕漬けにしています。その様子をご紹介! 粕は二度漬(漬け替え)をします。一度目は前に使った粕(抜き粕)につけ、味をなじませます。二回目は新しい酒粕に砂糖を混ぜて少し甘くし、それに漬けます。粕に漬けることで粕に塩が抜け、美味しい粕漬けとなります。写真は塩漬けの瓜を一度目の粕に漬けている様子です。 半分に切った瓜の外側を上にして、粕がたっぷり入るように漬けていきます。丸い桶なので、瓜の大きさや曲り具合を見ながら、そこに隙間なく入るように、一段ずつ並べていく作業は、まるでパズルの様で、隙間がなく並べて行けると嬉しくなりますよ (^O^)。 下の写真の様に、少し隙間があるところには、小さい瓜を探して並べ替えながら粕につけていきます。これが一度目。全く同じことをもう一度新しい粕で漬け替えをして、塩気が丁度よくなったら食べられます。これからが美味しい季節ですね。