萬年屋六代目蔵元便り
本うりを漬けました
毎年夏休みの頃、一年にこの時期しか市場にでない本うり。最近は瓜を作る農家が少なくなり、段々と市場にでる数が少なくなっているとの事です。萬年屋では今年も仕入れて、種を取った後に塩漬にしておきました。それを今回は粕漬けにしています。その様子をご紹介!
粕は二度漬(漬け替え)をします。一度目は前に使った粕(抜き粕)につけ、味をなじませます。二回目は新しい酒粕に砂糖を混ぜて少し甘くし、それに漬けます。粕に漬けることで粕に塩が抜け、美味しい粕漬けとなります。写真は塩漬けの瓜を一度目の粕に漬けている様子です。
半分に切った瓜の外側を上にして、粕がたっぷり入るように漬けていきます。丸い桶なので、瓜の大きさや曲り具合を見ながら、そこに隙間なく入るように、一段ずつ並べていく作業は、まるでパズルの様で、隙間がなく並べて行けると嬉しくなりますよ (^O^)。
下の写真の様に、少し隙間があるところには、小さい瓜を探して並べ替えながら粕につけていきます。これが一度目。全く同じことをもう一度新しい粕で漬け替えをして、塩気が丁度よくなったら食べられます。これからが美味しい季節ですね。
第16回 国宝松本城月見の宴 9/23〜28
期間:2015年9月23日(水・祝)〜28日(月)
時間:17:30~20:30
会場:松本城本丸庭園
松本城の天守閣の南東側に『月見櫓』という場所があり、昔はそこで月見の宴を行ったとされています。今は月見の宴は出来ませんが、その『月見櫓』で、フルート、その後に雅楽が演奏されます。
お茶席もあり、月見団子や豚汁の販売もあります。秋の夜長に歴史を感じながら優雅な時間をすごすのはいかがですか?ただし、夜は肌寒くなるので、長袖があった方が無難です。
肉みそかけ野菜うどん
夏休みの宿題
信州は夏休みが短い割に、とても宿題が多いのですが、特に大変なのは、一研究といわれる、研究課題です。3年生から必ず一つ課題を見つけて、まとめるものです。
今年は、「酢にとけるものをさがそう」と、色々なものを10日間酢に漬け、その変化を観察したものです。
研究に10日、まとめに1日半かけてできた大作です。今年も頑張りました!!
小学生からのお礼の手紙
白身魚のカルパッチョ みそジュレ
木曽やぶはら こだまの森に行きました
先日、久しぶりに子供達とお出かけ。巨大迷路に行きたい!というので、木曽のこだまの森に行きました。
無料の遊具がたくさんあり、初めはそれに夢中。その後に巨大迷路をやりました。大人チームと子供チームに分かれて競争したのですが、子供は走り回ってチェックポイントを回り先にゴール。大人は迷って迷って疲れてしまい、途中でズルをしてゴールしました。高原にあるので、夏は涼しくてお薦めですよ。
テレビ放映:満天★青空レストラン
5月9日(土)18:30〜 日テレ「満点★青空レストラン」で須坂市の塩屋醸造の味噌玉造りの仕込みの様子が紹介されました。信濃毎日新聞のテレビ欄に紹介されていましたが、同じ作り方で作っているんだなぁとしか思わなかった私。
http://www.ntv.co.jp/aozora/content/20150509.html
その日は朝から法事があり、夕方からは店番もして、一日忙しく過ごしていたところ、19時前から携帯が鳴りやまない事態が・・・。萬年屋ではネットショップに注文が入ると、携帯に自動転送されるのですが、その注文がひっきりなしで鳴りやまない状態。携帯が壊れたのかと思い、パソコンを開けるとものすごい数の味噌の注文がありびっくり。
同じ味噌玉造りと言う事で、当店にもご注文頂いたことが、段々わかり始めました。改めてテレビの全国放送の影響力を知りました。こんな大量注文は初めての事で、発送までの段取りに時間がかかり、その節はご迷惑おかけしました。
このことで、味噌玉造りの味噌の味をお試し頂けて、とてもうれしく存じます。お気に召していただけたら、幸いです。
まつもと街なか大道芸
週末に、松本市内で大道芸のパフォーマンスがありました。日中は33度の暑い中、市内22か所の路上で32組の芸人たちが、色々な芸を披露してくれました。
隔年で開催されていて、今年が4回目。本格的な大道芸が路上で無料で見られるので、今年は沢山の人が町中に出てきていました。とても楽しい一日でした。
串田和美監督が開催する、「空中キャバレー」の一こまも観られました。とってもお得!劇場に観に行きたくなりました。
松本城では、中国雑技団の技が!こんな高い所まで椅子を積み上げて、その上で倒立するんですよ。
開智小での味噌つくり
今年も開智小2学年の生活科の授業の一環で、味噌つくりをしました。幼稚園とは違い、初めに味噌や糀の話をしてから、味噌つくりになります。
保護者の方にボランティアで手伝ってもらい、大豆を煮たり、糀や塩を量って分けてもらいました。お手伝いありがとうございました。
講座の時は神妙に聞いていた生徒たちですが、味噌造りが始まると本来に2年生の姿に戻って、作業開始!幼稚園と違うのは、毎回、先生も生徒も初めて味噌を作る人がほとんどと言う事。初めて糀というものを見た子、潰した大豆をおにぎりにする子、すりこ木に巻きつけて、「スカイツリー♪」と言っている女の子たち。先生からも、思った以上に楽しくて、どの子も笑顔でしたと言われ、うれしくなりました。
仕込たての味噌は大豆の塩漬けみたいなのですが、これから麹菌が働いて、美味しい味噌に変身します。途中で味見しながら味の変化を楽しむこともOK!あとは秋までお楽しみにね!