萬年屋六代目蔵元便り

組み立て式の棚

2021年04月09日

味噌玉を乗せる棚は組み立て式です🪚⚒

まるで海の家🌊みたいに、毎年組み立てては解体して使っています。

普通の角材ですが、仕込みで長年使っているのでシミがたくさん付いていて、

このシミ一つ一つが、菌の宝庫なんだろうなと思ってます😍

味噌玉を並べる

2021年04月03日

半分に切った味噌玉を並べていきます。

倒れないようにするのがコツ❣️

味噌玉を切る

2021年04月03日

味噌玉を半分に切って、棚に並べていきます。

店は組み立て式で、仕込みが終わるとまた解体して、すのこを洗います。

切ると湯気がほわほわ出て、大豆の良い香りもするんですよ

仕込みの風景

2021年03月27日

味噌の仕込み
萬年屋の味噌玉はこのような感じ

大豆を釜から出す人
つぶした大豆を切る人
大豆の塊を並べる人

一つ一つ並べられていくと、綺麗で達成感あり!

味噌玉ってこんなの

2021年03月26日

萬年屋の味噌玉。
1つが6キロ
これを200個近く取りまわすと、結構重いです。

蒸し上がったばかりの大豆なので、切りたては柔らかく、例えるなら粘土のような感じ。

形を整えながら並べていきます。

きれいに揃っていくとこれが快感。単純に仕事ですが、全部並ぶと壮観です!

大豆の炊き上がり

2021年03月25日

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大豆が炊き上がり、何とも言えない良い香りがします💗

この大豆の炊き上がりの香りをかぐと、仕込みと一緒に春が来たなぁと思います。

OL時代は季節感があまりなかったのですが、嫁いでからは季節季節の仕事があるので、四季の変わり目を五感で感じることができます。

暮らしていて楽しいことですね。

炊きあがりの大豆はふっくらとしていて、まるでほくほくのかぼちゃを食べているか、じゃがいもを食べているかのような感じです。

釜を開けて、味見と言う名のつまみ食いをしてから、仕事を始めるのが楽しみです。

いくら食べてもなくならないのが良いですね。何といっても釜の中には1トン以上の大豆が入ってますから😝

釜を開ける

2021年03月24日

釜を開けます。
釜の中には1トン以上の大豆が入っており、釜を開ける時は上手に蒸し上がったかドキドキです。

圧力釜になっていますので、一つ一つネジを鉄棒で開けていきます。

緊張とワクワクの瞬間です❗

動画でご覧になりたい方はこちらへ

https://www.instagram.com/p/CMy3U1GBUd7/?igshid=12ugtkjzm1p9d

 

 

大豆を洗穀機に入れる為の機械

2021年03月23日


味噌の仕込み
大豆を洗います。

大豆を洗穀機に入れるための機械です。名前はありません😄
戦後に作られたものですが、今だに現役💪

30キロ入りの大豆を担いで洗穀機に入れるのは大変なので、観覧車のようにお皿がぐるぐる回って機械に落とし入れます❣️

工場の数ある機械の中で、私が一番好きな機械です。ガラガラ言って、うるさいけど回る姿がかわいい💕😍

洗った大豆は水と一緒にポンプアップされて、3階の工場の窯の中に入ります。

明日の朝早くにボイラーを炊き、9時か10時に炊き上がりです。

糀のしこみから始まる

2021年03月22日


いよいよ味噌の始まりました。
まずは原料となる糀の仕込みです。

主人が釜から蒸し上がったお米をコンベアに乗せ、冷却します。

冷ましたお米に噴霧器で麹菌をつけ、温度を見ながらタンクに入れていくのが私の仕事です。

麹作りで一番大切なのは、温度管理です。

手を入れてみて、少しぬるいと感じる位が適温です。

お米を入れる量、ファンの強弱、お米の量で温度を調整します。

室に入れるときには、毛布をかけて温度を保ちます。

毛布をかけて麹菌を育てるあたりは、ほんとに子育てみたいなものです。

おいしくなーれ、おいしくなーれ!

竹のすだれの補修

2021年03月22日

仕込みの準備の1つ。
味噌玉を並べる竹のすだれの修理です。

長年使っているので、穴が開いたり折れたりした部分を、

いらなくなった竹で補修します。

いちどに新しいものにすると、菌がいなくなってしまうので、古くて使えなくなっただけを再利用して補修します。

なかなか力の入る仕事です。ちなみにこれは女将の仕事。