見習い女将便り

木曽やぶはら こだまの森に行きました

2015年08月01日

先日、久しぶりに子供達とお出かけ。巨大迷路に行きたい!というので、木曽のこだまの森に行きました。
無料の遊具がたくさんあり、初めはそれに夢中。その後に巨大迷路をやりました。大人チームと子供チームに分かれて競争したのですが、子供は走り回ってチェックポイントを回り先にゴール。大人は迷って迷って疲れてしまい、途中でズルをしてゴールしました。高原にあるので、夏は涼しくてお薦めですよ。

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テレビ放映:満天★青空レストラン

2015年07月15日

5月9日(土)18:30〜 日テレ「満点★青空レストラン」で須坂市の塩屋醸造の味噌玉造りの仕込みの様子が紹介されました。信濃毎日新聞のテレビ欄に紹介されていましたが、同じ作り方で作っているんだなぁとしか思わなかった私。
http://www.ntv.co.jp/aozora/content/20150509.html

その日は朝から法事があり、夕方からは店番もして、一日忙しく過ごしていたところ、19時前から携帯が鳴りやまない事態が・・・。萬年屋ではネットショップに注文が入ると、携帯に自動転送されるのですが、その注文がひっきりなしで鳴りやまない状態。携帯が壊れたのかと思い、パソコンを開けるとものすごい数の味噌の注文がありびっくり。

同じ味噌玉造りと言う事で、当店にもご注文頂いたことが、段々わかり始めました。改めてテレビの全国放送の影響力を知りました。こんな大量注文は初めての事で、発送までの段取りに時間がかかり、その節はご迷惑おかけしました。

このことで、味噌玉造りの味噌の味をお試し頂けて、とてもうれしく存じます。お気に召していただけたら、幸いです。

まつもと街なか大道芸

2015年07月13日

週末に、松本市内で大道芸のパフォーマンスがありました。日中は33度の暑い中、市内22か所の路上で32組の芸人たちが、色々な芸を披露してくれました。
隔年で開催されていて、今年が4回目。本格的な大道芸が路上で無料で見られるので、今年は沢山の人が町中に出てきていました。とても楽しい一日でした。

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串田和美監督が開催する、「空中キャバレー」の一こまも観られました。とってもお得!劇場に観に行きたくなりました。

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松本城では、中国雑技団の技が!こんな高い所まで椅子を積み上げて、その上で倒立するんですよ。

開智小での味噌つくり

2015年07月09日

今年も開智小2学年の生活科の授業の一環で、味噌つくりをしました。幼稚園とは違い、初めに味噌や糀の話をしてから、味噌つくりになります。
保護者の方にボランティアで手伝ってもらい、大豆を煮たり、糀や塩を量って分けてもらいました。お手伝いありがとうございました。

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講座の時は神妙に聞いていた生徒たちですが、味噌造りが始まると本来に2年生の姿に戻って、作業開始!幼稚園と違うのは、毎回、先生も生徒も初めて味噌を作る人がほとんどと言う事。初めて糀というものを見た子、潰した大豆をおにぎりにする子、すりこ木に巻きつけて、「スカイツリー♪」と言っている女の子たち。先生からも、思った以上に楽しくて、どの子も笑顔でしたと言われ、うれしくなりました。

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仕込たての味噌は大豆の塩漬けみたいなのですが、これから麹菌が働いて、美味しい味噌に変身します。途中で味見しながら味の変化を楽しむこともOK!あとは秋までお楽しみにね!

聖テレジア幼稚園での味噌つくり

2015年07月06日

連休明けからブログを書く時間がなくて、たまってしまいました。少しずつ、ご紹介していきます。

まずは、子供達が卒園したテレジア幼稚園での味噌つくり。子供が卒園してからも続けさせていただいて、今年で7年目となります。
幼稚園で味噌をつくるようになってから、萬年屋では出張しての味噌つくりのノウハウが出来ました。

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年長組は年少・年中と2回味噌造りを経験している子供が多く、糀を出すと「それをバラバラにするんだよね!」とか、「大豆は粒がなくなるまで潰すんだよ」とか、よく覚えていて驚きます。

園児の味噌つくりは、何と言っても楽しそうなところ。途中で「おいしくな〜れ♪、しょっぱくな〜れ♪」と歌まで歌いながら、楽しくコネコネしてくれました。
これが毎年美味しい味噌が出来る理由なのでしょうね。今年も秋になれば、給食で食べられますね。

子供にとっては、大きなご褒美!

2015年04月18日

子供達も小学生になり、仕込の手伝いをしてくれるようになりました。
今年小5の長女は釜の大豆を上から掻き落す仕事が出来るようになりました。男でも結構力が必要な作業なのですが、最後に釜の中に入って掻き出すのが楽しかったそうです。

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また、今年小2になる長男は、初めて味噌玉を熟成棚へ並べました。一玉3kg、これを370個、風通しが良い様に、間を開けて並べていきます。1個や2個なら楽なのですが、370個ともなると、最後には結構疲れますよ。

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そんな二人に思いがけないご褒美が!仕込を手伝ってくれた信州大学の学生のSさんが、仕込みの後に遊んでくれました。まあ、楽しそうな事!次の日からは、仕込みの最中もSさんにつきっきりで、一緒に仕事をしてました。
仕込の後は、親なら疲れて「子供達で遊んでて〜」という所が、一緒に遊んでくれる人がいて、とてもうれしかったそうです。こちらも助かりました。ありがとう!Sさん!

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味噌の仕込みが始まります。

2015年03月17日

今週からいよいよ味噌の仕込みが始まりました。春休み中は子供達も手伝ってくれ、最近は仕込の要領も覚えて、少しずつ戦力になっています。
今年の日程としては、

1.仕込用の糀を作る(3/17〜3/20)

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2.大豆を蒸して味噌玉を造り、3週間熟成させる。(3/23〜3/29)
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3.糀を作る(2回目)(4/6〜4/17)
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4.熟成させた味噌玉を洗って仕込む(4/13〜 4月末くらい)

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今年は六代目が小学校のPTA会長をしている事もあり、年度初めの学校行事と仕込みが重なってしまい、日程がぎちぎちです。そのため連続して毎日味噌玉を造るので、かなりハードワークになりそうです。

味噌玉の味噌は1年に一度のしか仕込めないので、取材・見学等あれば、この期間にぜひいらしてください。

糀用の製麹器を解体

2015年03月15日

さあ、週明けから味噌の仕込みが始まります。まずは下準備から。。。。
長年使ってきた糀を作るときに使うタンク(製麹器)を新しくしたので、古いものを解体しました。戦後からずっと使ってきたものなのですが、何せ重い・・・。
年代物なので、壊すのはもったいないとの話もありましたが、味噌玉を熟成させる場所も足りない上、300kg米を入れると、新しい製麹器は1人で動かせるのに対し、今回解体するのは男2人がかりでどうにか動くという代物。
解体してみると、家が作れるほどのしっかりとした材木を使い、1トン用の車輪で作られていました。クオリティオーバー。どうりで重いわけだ・・・。

解体作業は同じ味噌屋仲間に手伝ったもらって、午前中いっぱいかかり終了。松本の味噌屋同士は仲が良いので、うちの様に小さな蔵元は色々と助けられています。有り難い事です。

沢庵を漬けています

2015年01月28日

昨年は師走に入ってから、公私共ににあまりに忙しく、ブログもアップできませんでした。年が明けてようやく落ち着いてきましたので、秋の話になりますが、沢庵を漬けた様子をご紹介します。
毎年漬ける沢庵漬。昔からの漬け方を踏襲しています。

地元でいう「堅大根(かただいこん)」という、20cmほどの小さい大根を天日干しにします。2週間ほど干した後、柿の皮・茄子の葉・糠・塩・じょうげん(漬け原料)を混ぜて、大根を漬けます。
樽の中に1段20〜23本を隙間がない様に漬けていくのがコツです。大根ですので、長さ・太さがまちまちなので、それをパズルのように組み合わせていくのが面白いです。

大根を並べては糠を入れる、大根を並べて・糠を入れる・・・延々と繰り返していくのです。漬物を漬けるのは単純作業の繰り返しですが、それが食べられるようになると、うれしいです。

味噌醸造の土蔵の修繕をしました

2014年10月24日

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萬年屋の土蔵は建ててから100年ほど経つと言われています。土蔵の下のところがなまこ壁がはがれてきたので、今回はその修復をしました。

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まずは、はがれた瓦を取り外し、壁の中の土がどこまで耐えられるか調べます。100年もたつと、かなり上の方まで傷んでいて、瓦2〜3枚分はぎとりました。

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崩れていた部分に、はぎとった瓦を砕いて埋め込みます。新品よりも馴染んでいて良いそうです。瓦のリサイクルですね。

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以前は土蔵の上に屋根がなかったので、雨が直接降りかかり、下の部分が崩れていました。

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ネットを張って下地をつくり、土壁を作りました。

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ネットの上から、土を盛り、いったんここで作業は終わりです。なまこ壁(土蔵造りの中で白地と黒の格子壁の事)の部分はまだありませんが、これでとりあえず土蔵が崩れてくることはなくなりました。