野沢菜漬

2022年11月04日

野沢菜漬

萬年屋では、野沢菜は通年販売しております。

元は冬の野菜でしたが、今は産地を変えながら通年販売しております。

塩漬けにして、水分を除いた後、1株ずつ丁寧に水で洗い、

傷になっていたり、痛んだ箇所は、包丁で切りながら、量っていきます

 

家庭用でしたら、気にしない程度の傷も捨ててしまいます。

主婦感覚からするともったいないなぁと思うのですが、主人はそこが職人。ちょっとでも傷みがあるのが許せないようです。

そのおかげで、旅館やレストランに卸売をしていても、クレームが来た事は無いんですよ。

主人曰くきれいなもの届けたいとのことです。

 

インスタ 漬物

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萬年屋では味噌だけでなく、漬物や麹製品も製造しております。

元々は江戸時代に麹屋として創業した萬年屋。時を経て麹だけでなく味噌を造り、漬物も漬けるようになりました。

連綿と続く職人の技の一部をご紹介します。

地元のお客様からは、「家で食べていた味だ!」とよく言われます。

旬の野菜を塩漬けにして美味しさを閉じ込めるのは、昔ながらの知恵です。

昔からの漬け方を変えずに、今なお美味しい。

また、信州の伝統野菜を使って仕込むということは、その担い手を助ける事になります。農家の高齢化・放棄耕作地の拡大や気候変動などがあり、原料が手に入りづらくなっている近年。

伝統野菜だからこそ、漬物にして美味しい野菜だからこそ、風味が違う、歯応えが違う。そんな野菜達をぜひ後世に残したい。

漬物を作ること、それを買って下さる方がいる事。シンプルな事ですが大きな目でみると、農家を助け、農地を残し、ひいては自然を残すことに繋がっております。

その思いと共に信州の家庭の味をぜひ味わってください。

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