味噌の保存方法 常温?冷蔵?

2018年10月16日

お客様からのよくある質問です。

味噌はどうやって保存をするのが良いのか!?

答えは
基本的に味噌は常温保存が出来ます。

販売店舗を見ればわかりますが、
どこでも常温で置いてあります。

スーパーマーケットの棚を思い出してみてください。
冷蔵庫には入っていませんよね♪

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ただ、常温で保存をすると発酵食品ですので、熟成し続けています。

味の変化が気になる際は、
開封前ならそのまま、
開封後はタッパー等に入れて、
冷蔵庫で保管するのが良いかと思います。

味噌に含まれる麹菌は20度以下では活動しませんので、
冷蔵すると熟成せず、味の変化が抑えられます。

冷凍でも良いですが、冷蔵で大丈夫です。

ただ、先にも書きましたが、味噌は常温保存が可能です。
常温で保存すると熟成が進み、色や風味に変化が生じますが、
それは熟成後の味としてお楽しみいただけます。

もちろん冷蔵庫に入りきらない際は、外に出して保管しても大丈夫です。

萬年屋の味噌でいうならば、
天醸をさらに一年常温保存したが、長熟になります。
変な言い方をすれば、天醸の賞味期限切れが長熟になるのですよね。

賞味期限は、「開封した時と同じ味」という定義の元に
義務があるので表示していますが、
期限が切れたからと言って、腐るものではありません。 

正直なところ味噌に賞味期限はなじまないと思っています。

味噌は常温で保存すると味も香りも変化し、
一年後には違う味の味噌になります。

これが、発酵食品の面白い所ですね。

賞味期限が切れても、捨てないでくださいね!!