3月, 2018年

女将の仕事って?! 最終版

2018年03月07日

このお題で長文を一気に書いてしまいました。

今回この質問を受けて、
改めて女将としてやりたいことが見えてきました。

結婚して14年。振り返ってみると
秋に嫁いだので、
まずはこの松本の冬が寒いのなんの・・・
カルチャーショックでした。

気候になれることから始まり、
仕事と子育てと家事と
なんだか全力疾走してきた中で、

今回久しぶりに自分自身を
よく見つめることができました。

こんなにもたくさん自分の思いを書くのは恥ずかしいのですが、
これも一つ、女将としての気持ちを新たにしたいと思って、
書いてみました。

これから、3月・4月は仕込みの季節です。
気持ちを引き締めて
美味しい味噌を仕込んでいきたいと思っておりますので、
今後ともご贔屓のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

 

女将の仕事って?! その4

2018年03月07日

女将の仕事・・・日常はというと、

女将といっても、小さな味噌蔵なので何でもやります。

主には
お客様への商品の発送と
接客ですが、


店の掃除に始まり、
商品の補充、
仕入れ商品・備品の発注、
経理全般、
仕込みの備品の修理、
味噌講座の講師、
新商品・新パッケージの考案
新顧客開拓、
クレーム処理、
広報

萬年屋 竹すのこの修理

今は主に義母担当で、
私はお手伝い程度ですが、

あまざけ製造
塩こうじ製造
味噌漬け製造

などなど、

会社でいえば、接客・製造・販売・総務・人事・営業・経理・広報・庶務・企画・開発
なんでもあれです。

おまけに夕方からは子供たちの運転手

女弱し、されど女将は強し!
がんばるぞ〜!

 

女将の仕事って?! その3

2018年03月07日

さて、宿題に戻って
萬年屋に嫁いでから私が新しく始めたこと・・・

自分のやってきた事を振り返ると、???
何かないかと考えていると、今でも続いていることがありました。

それは、

聖テレジア幼稚園での子供たちによる味噌づくり体験

幼稚園での味噌作り

幼稚園の給食で使う味噌を子供たちで作っています。

我が家の子供たちが通っていた幼稚園なのですが
子供が仕込んだ味噌で、給食が出来たら楽しそうですよね、
という雑談の中から始まり、

今年で10年目になります。

 

幼稚園で仕込んだ味噌は毎年びっくりするほど美味しく出来て、
萬年屋で売りたいほどの出来栄えです。

味噌を仕込んでいるときは、子供が楽しい、
秋になって家に持ち帰ると、親がうれしい
とうとう、保護者向けの味噌作りも始めることになりました。

何年が続けるうちに、

味噌ってこんなに美味しいんだ!

と思ってもらいたい、

そう思っていた事に気が付きました。

  • 美味しい味噌があるんだと言うことを広めていく
  • 味噌を食べる人たちの底辺を広げていく
  • 味噌に興味を持ってもらう

それが今の私の仕事でもあり、夢でもあるかなと思っています。

幼稚園での味噌造りがきっかけになり、
開智小学校でも
信州大学附属中学校でも
味噌を造っています。

少しずつですけど、

実現しているのが活力になりますし、楽しいです。

女将の仕事って?! その2

2018年03月07日

昨日からまた考えました。なかなかの宿題です。


私は何をやりたいのか・・・。
新しいことってなんだ?

どうして江戸時代から続いているのか・・・

まずは店の事。
萬年屋は味噌玉造りの味噌が看板商品です。

昔は味噌玉で造っていたのですが、

戦後の物のない時代には
一年に一度しか仕込みができない味噌玉造りでは、
商売が成り立たず、
みそ玉にしない味噌を造って販売していたと聞きました。。

その後経済成長の時代に入り落着きを見せた頃、
先代の社長(義父・写真下)が、
今後は何か特徴のある萬年屋だけの味を造らないと、
店が続かなくなると考え、

味噌玉造りを復活させたと言っています。

味噌玉造り

おかげさまで弊店でのお取り寄せ下さる方の
7割程が味噌玉造りの味噌です。
義父は先見の明があるなと思いました。

時代に合わせて、

新しいものを取り入れるだけでなく、

古いものを復活させるまたは

古いことを継続させると、

今の時代にとっては新しいことになる。

そう思いました。

女将の仕事って?!

2018年03月06日

 昨日、ある方から

「女将さん(私)が嫁いでから新たに始めた仕事はありますか?
それと、女将さんの仕事は何をしていますか?!」

と聞かれ、はたと考えてしまいました。正面切ってそう言われるとどう答えたらよいか・・・
夜、主人に話をしたところ、

「ママは萬年屋の女で初めて工場仕事をしたじゃん!」
ああそうっか。
毎年子供と一緒に仕込みを手伝っていたので、
あまり自覚していなかったのですが、

そうです。萬年屋創業以来、女で初めて仕込みをやりました。

糀仕込み 女将の仕事

結婚前は普通のOLでパソコン仕事をしていたのですが、
がらりと変わって、製造業。
体力的にはきついけど、やはり物を作るというのは面白いです。

おまけに味噌や糀は職人技ともいえるカンが必要になってきます。
義父や主人に教わりながら手伝っていると、
少しずつですけど、味噌の具合が分かってきますね。